ヒアルロン酸注入

当院では、ほうれい線、マリオネットラインに対するヒアルロン酸注入を行っています。
ほうれい線やマリオネットラインは、加齢・紫外線・乾燥・表情の癖など、さまざまな原因によって発生します。深くなってきた・長くなってきたといった場合には、お気軽に当院にご相談ください。高品質のヒアルロン酸のみを使用し、細かな作業を得意とする歯科医師が自然なふくらみを再現することで、しわを目立ちにくくいたします。
入れ歯などによってできるほうれい線・マリオネットラインが気になるというご相談も承ります。
歯科医院で行うヒアルロン酸注入の特徴
歯科医師による痛みの少ないヒアルロン酸注入
お口・お口回りの組織について熟知した歯科医師が、痛みの少ないヒアルロン酸注入を行います。
表面麻酔を塗った上での注入(注射)であるため、注射針が刺さる痛みは最小限に抑えられます。
事前に注射部位を入念に確認します
患者さまが安心して治療を受けられ、よりご満足いただけるよう、鏡を見ながら、どのしわが気になるかを事前に確認いたします。「こんなふうにしたい」というご希望を、詳しくお聞かせください。
高品質のヒアルロン酸を採用
安全・安心の治療のため、高品質のヒアルロン酸のみを取り扱います。
お一人1本のヒアルロン酸の使用
当たり前のことではありますが、余ったヒアルロン酸を他の患者さまに使いまわすといったことはいたしません。
余った分は1カ月間保存
治療後、余ったヒアルロン酸は1カ月間、リタッチ用に保存いたしますので、効果が不十分と感じた時にはお気軽にお問い合わせください。
対応部位

ほうれい線
小鼻の横から、唇の脇やその先にかけて走るしわ「ほうれい線」を目立ちにくくします。
マリオネットライン
唇の端から真下、または外側斜め下に向けて走るしわ「マリオネットライン」を目立ちにくくします。
治療の流れ
STEP1.カウンセリング・診察
お口の中の問題が原因になっているケースもございますので、お口の中を拝見します。
STEP2.メイク落とし

施術部位だけで構いませんので、メイクを落としていただきます。
STEP3.表面麻酔
表面麻酔を患部に塗り、一時的に皮膚を痺れさせます。
STEP4.ヒアルロン酸注入
注意事項・副作用・禁忌事項について
注意事項
- ヒアルロン酸注入の効果には個人差があります。
- ヒアルロン酸は注入後、徐々に吸収されます。効果が持続する期間は、平均半年程度となります。
- 年単位で効果を持続させるためには、定期的なヒアルロン酸注射が必要です。
副作用
ヒアルロン酸注入によって、一時的に以下のような副作用が起こることがあります。
- 発赤
- 赤い斑点
- 発疹
- 圧痛
- 内出血
禁忌
以下に該当する方は、ヒアルロン酸注入を受けることができません。予めご了承ください。
- ヒアルロン酸の含まれた薬剤の使用でアレルギーが出たことがある方
- 真皮内への注射によって感染、炎症を起こしたことがある部位
- 糖尿病などの内分泌疾患のある方
- 精神疾患のある方
- 免疫抑制剤、抗凝固剤を内服していた時期がある方
ヒアルロン酸注入の費用
費用(税込) | |
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1本 | 44,000円 |
追加 | 33,000円 |
よくある質問
ヒアルロン酸注入をしてみたいのですが、痛みが気になります。
ヒアルロン酸を注入する前に、表面麻酔を皮膚に塗り、皮膚を一時的に痺れさせます。そのため、ヒアルロン酸を注入(注射)する場合にはほとんど痛みはありません。どうぞ、ご安心ください。
副作用のリスクはありますか?
ヒアルロン酸はもともと私たちの体内に存在する物質であるため、ほとんど副作用はありません。これまでに発赤や赤い斑点、腫れ、発疹、圧痛などが報告されていますが、数時間~数日で消失します。内出血については、7~10日で吸収されます。もしご自宅などで異常を感じた時には、すぐに当院にご連絡ください。
ヒアルロン酸注入後、シャワーやお風呂、メイクはいつから可能ですか?
当日からシャワーを再開できますが、注射した部位を強く擦らないようにしてください。お風呂は、翌日から再開可能です。身体が温まり過ぎないよう、ぬるめのお湯に浸かってください。メイク・洗顔は、当日から再開可能です。ただその場合も、注射した部位はできるだけ刺激しないようにご注意ください。
ヒアルロン酸注入後、マッサージやエステを受けても構いませんか?
お顔については、感染などのリスクを少しでも下げるため、マッサージやエステは数日間避けることをおすすめします。お身体のマッサージ、エステについては、特に制限はありません。当日から受けていただけます。
ヒアルロン酸注入の効果は、どれくらい続きますか?
効果、またその持続時間には個人差がありますが、平均は半年程度となります。年単位で効果を持続させるためには、定期的にヒアルロン酸注入が必要になります。
ボトックス注射

当院では、咬筋に対するボトックス注射を行っています。
咬筋とはその名の通り、顎のエラ部分にある「噛む(咬む)」ための筋肉です。ボトックスの注射によって噛む力を適切な範囲で弱めることで、顎関節症や歯ぎしり、食いしばりの改善が期待できます。また、咬筋が発達していわゆる「エラが張った状態」になっている方の場合は、副次的に小顔効果も期待できます。
なお当院では、厚生労働省から認可された安全性の高いボトックス製剤のみを使用しています。
“美容”ではなく“歯科医療”の一環として行うボトックス注射
美容皮膚科・美容外科クリニックでは、“美容”を目的としてボトックス注射が行われます。
一方当院のような歯科医院では、“歯科医療”として、ボトックス注射を行います。お口の、そして身体の健康を取り戻すための治療です。
どちらが良いというものではありませんが、目的に合わせて診療科を選択することが大切になります。気になる方は、ぜひ当院にご相談ください。
顎関節症・歯ぎしり・食いしばり以外の疾患・症状の改善を含めた、総合的な歯科医療を提供することが可能です。
このような症状でお悩みの方に主にオススメしております
- 顎関節症
- 食いしばり
- 歯ぎしり
などでお悩みの方にボツリヌス菌を使用したボトックス治療をおすすめしております。
歯医者と美容皮膚科・美容外科で行うボトックス注射の違いとは?

ボトックス注射は、美容皮膚科や美容外科クリニックで行われる治療として、よく知られています。
ただ、顎関節症・歯ぎしり・食いしばりの改善を目的として、歯科医院で盛んに行われている治療でもあります。顎関節症や歯ぎしり・食いしばりがあると、さまざまな口腔トラブルのリスクが高くなります。
歯科医院で行うボトックス注射では、顎関節症・歯ぎしり・食いしばりの改善、そしてその先にある数多くの口腔トラブルを予防することに主眼が置かれます。
また、それ以外の方法での口腔トラブルの改善や予防について提案ができるという点も、歯科医院に相談するメリットとなります。
効果について
噛む力を適切な範囲で弱めることで、顎関節症・歯ぎしり・食いしばりの改善を図ります。
顎関節症・歯ぎしり・食いしばりを放置していると、歯の破折やそこからの虫歯や欠損、歯周病の発症・悪化、顎の骨の吸収、歯並びの乱れなどを招くことがあります。また、頭痛、肩こり、腰痛など、全身の症状を引き起こすこともあります。
咬筋に対するボトックス注射によって、これら口腔トラブルの改善と予防、さらには全身の不定愁訴の改善と予防をすることが可能です。
咬筋ボトックス治療の効果
主に、以下のような効果が期待できます。

- 顎関節症(顎の違和感・痛み・異音・開けない等)の改善
- 歯ぎしり、食いしばりの癖の改善
- 歯の擦り減りの緩和
- 歯の破折のリスク低減
- 虫歯や歯周病の予防
- 顎の骨の吸収、歯茎の退縮の予防
- 歯並びの乱れの予防
- 頭痛、肩こり、腰痛など不正愁訴の改善と予防
- 小顔効果(咬筋が過度に発達し、エラが張っている人の場合)
ボトックス注射の効果が現れるタイミング・持続する期間
ボトックス注射後、平均して2~3日後、遅くとも2週間後には、噛む力を抑制する効果が実感できます。
そしてその後、平均して4~6カ月ほど、効果が持続します。年単位で効果を持続させるためには、定期的なボトックス注射が必要になります。また継続することで、効果も実感しやすくなります。
ボトックス注射のメリット&デメリット
メリット
- 顎関節症、歯ぎしり・食いしばりの改善が期待できる
- 歯の破折、虫歯・歯周病などの口腔トラブルの予防が期待できる
- 頭痛、肩こり、腰痛などの不定愁訴の改善・予防が期待できる
- 定期的な施術により、効果を実感しやすくなる
- 副作用がほとんどない
- 施術時間が短い
デメリット
- 効果を長く持続させるためには、数カ月ごとの定期的な注射が必要
- 適用外になる症例もある
- アレルギーを起こすことがある
ボトックス注射の流れ
STEP1.カウンセリング・診察
お口の中を拝見したり、咬筋の触診をして、ボトックス注射の適応となるかどうかを判断します。
STEP2.メイク落とし

施術部位のみ、メイクを落としていただきます。顎のエラ部分がノーメイクであれば、この工程は省略できます。
STEP3.表面麻酔
注射部位に表面麻酔を塗り、一時的に痺れさせます。
STEP4.ボトックス注射

ボトックス注射をします。表面麻酔の効果により、ほとんど痛みはありません。
STEP5.経過観察
ボトックス注射の効果は、4~6カ月ほど持続します。
ボトックス注射が適用できない方
以下に該当する方は、ボトックス注射を受けることができません。予めご了承ください。
- 妊娠中、授乳中の方
- 筋弛緩薬を使用中の方
- 重症筋無力症、筋萎縮性側索硬化症などがある方
注意事項
- ボトックス注射の効果には個人差があります。
- 効果が持続する期間は、平均4~6カ月程度となります。
- 年単位で効果を持続させるためには、定期的なボトックス注射が必要です。
- ボトックスは安全性の高い製剤ですが、極めて稀に狂牛病(ヤコブ病)の罹患があると言われています。
※ボトックス注射は1977年から開始され、今や世界中で年間200万件以上行われていますが、副作用として狂牛病を発症した例は皆無となっています。
※ボトックス製剤の製造の際には、十分な加熱処理、厳格な検査が行われておりますので、エイズウイルスや肝炎ウイルスへの感染リスクはありません。
ボトックス注射の費用
費用(税込) | |
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1回 | 38,000円 |
3回コース | 98,000円 |
5回コース | 150,000円 |