歯石とり・歯のクリーニング

歯石とり(歯石除去)は痛いの!?

歯石取り(歯石除去)は痛いの!?「歯石とり=痛い」というイメージをお持ちの方が多いようですが、健康な歯茎であれば、通常、歯石とりに痛みはありません。
反対に、歯茎が腫れていたり、歯茎が下がっている場合には、痛みや出血が起こりやすくなります。また、何年も歯石を放置してしまった場合にも、歯石で覆われていた粘膜が敏感になっているため、露出したときに痛みを感じやすくなります。
定期的に歯石とりを行っており、歯周病やそれに近い状態でなければ、痛みや出血なくお口の中をすっきりさせることができます。

歯石は歯垢(プラーク)が石灰化したもの

歯石は歯垢(プラーク)が石灰化したもの歯石は、歯磨きなどで除去し切れなかった歯垢が、唾液中のカルシウムと反応して石灰化した(石のように硬くなった)ものです。
歯垢とは違い、歯磨きやデンタルフロスなどでは取り除けません。

歯石がたまるのはなぜ?歯石を放置するとどうなる?

歯石がたまるのはなぜ?歯石を放置するとどうなる?歯石が、直接何か悪さをするというわけではありません。ただ、歯垢が付着しやすい性質を持つため、放置していると歯周病や口臭のリスクが高まります。
特に歯周病は、糖尿病や心臓病、肺炎などの全身疾患などにつながる病気です。歯石くらい、と放置していると、気づかないうちにそういった病気を引き起こす原因になることがあります。
歯石は、定期的に歯科医院で取り除いてもらう必要があります。

歯石とり(歯石除去)は自分ではできない!?
歯医者さんで歯石とり(歯石除去)を行う3つの理由

1、歯磨きなどのホームケアでは除去できないから

歯ブラシ、デンタルフロス、歯間ブラシなどを用いても、ご自身で歯石を除去することができません。
歯科医院で、専用の道具を使って除去する必要があります。

2、虫歯・歯周病の予防になるから

歯石の表面はボコボコしているため、歯垢が付着しやすくなります。歯垢が多くなれば、そこに含まれる細菌も多くなり、虫歯・歯周病のリスクが高まります。
定期的に歯石を取ることで、歯垢や細菌の量が減り、虫歯・歯周病予防につながります。

3、ブラッシング指導が受けられるから

どこに歯石や歯垢が多かったか、どのようにして磨けば歯石が生じにくくなるかを、歯科衛生士から指導してもらうことができます。
その日の歯磨きから実践しましょう。もちろん、デンタルフロスや歯間ブラシを併用することも大切です。

歯石とり(歯石除去)Q&A

歯石とり(歯石除去)はどのぐらいの頻度でした方がいいのでしょうか?

お口の状態によって異なりますが、3ヵ月に1回程度を目安としてください。

歯石とり(歯石除去)は保険がききますか?費用はどのぐらいですか?

歯周病の治療の一環として行われる場合には、歯石とりに健康保険が適用されます。ただしそのためには、歯周病検査やレントゲン撮影なども必要です。初診料を含め、3割負担の方で3,000~4,000円程度がかかります。

自分で歯石を除去するとどんなリスクがありますか?

歯や歯茎が傷つくリスクがあります。特に歯茎が傷ついて炎症の原因となってしまっては、本末転倒です。 また、そもそもご自身できれいに歯石を取り切ることはできませんので、絶対におやめください。必ず、歯科医院で除去してもらいましょう。

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