口が臭い(口臭)の原因とセルフチェック

口が臭い…口臭でお悩みの方へ

口臭のことはなかなか人に相談しにくく、お一人で悩まれている方は少なくありません。
またそのことで、人と近い距離で会話することを躊躇ったり、つい口に手を当てて喋ったりと、日常生活に影響を及ぼしているケースもあります。
多くの口臭の原因は、お口にあります。歯科医院で治療ができますので、どうぞ当院にご相談ください。

このような口臭のお悩みございませんか?

このような口臭のお悩みございませんか?
  • 口臭が気になるときがある
  • 以前より口臭が強くなった気がする
  • 使用後のマスクがにおう
  • 人を不快にさせていないか不安になることがある
  • 歯を磨いたのに口臭が残っている
  • 人に口臭を指摘されたことがある
  • 最近、口の中が乾燥し粘ついている

口臭は自分で気づきにくい一方、「におっているかもしれない」という不安がつきまといます。長くお一人でお悩みになっている方は、勇気を出して、けれど安心して、当院にご相談ください。

口がドブ臭い!?口臭セルフチェック

口がドブ臭い!?口臭セルフチェック
  • ビニール袋またはコップに息を吹き込んで蓋をし、深呼吸をしてから中をにおう
  • 舌ブラシまたは綿棒で舌苔を擦り取り、におう
  • デンタルフロスまたは歯間ブラシで歯間の歯垢をとり、におう
  • オキシドールを水で2倍にうすめ、うがいをしてコップに戻す(泡が多ければ口臭も強いということになります)
  • 歯磨き粉なしでブラッシングし、歯ブラシをにおう
  • 市販の口臭チェッカー(数千円程度)を使用する

さまざまなセルフチェック法があります。あくまで目安ですので、不安が残る場合には、歯科医院を受診しましょう。

口の中がネバネバして口が臭い

口臭の原因にはいくつかの種類がありますが、口の中が粘ついている場合には、歯周病が疑われます。
歯周病は、口臭の原因になりやすい病気です。口臭だけでなく、その他にもさまざまなお口への悪影響が懸念されます。

歯周病について
詳しくはこちら

口臭の原因は?

虫歯や歯周病

虫歯の場合は細菌の繁殖や神経の腐敗によって、歯周病の場合は細菌の繁殖や歯周ポケットが深くなることによって、それぞれ口臭が強くなります。

身体の病気

鼻・のどの病気、呼吸器系・消化器系の病気、糖尿病、肝臓疾患などの身体の病気によって、口臭が強くなることがあります。

食べ物・飲み物・嗜好品

においのきつい食べ物、アルコール、コーヒー、喫煙などによって口臭が強まります。
誰にでも起こるもので、その後時間が経過するか歯磨きをすれば治まります。口臭ケアグッズで軽減することもできます。
特に治療の必要はありません。

生理的口臭

起床時、空腹時、緊張時、生理期間などは、一時的に口臭が強くなることがあります。誰にでも起こるもので、その後時間が経過するか歯磨きをすれば治まります。口の乾燥や唾液の少なさを感じたときは、ガムを噛む、または水を飲むだけでも改善できます。
生理的口臭も、特に治療の必要はありません。

口臭検査(唾液検査)

口臭検査(唾液検査)虫歯菌、酸性度、緩衝能、白血球、タンパク質の5つの項目から、口内環境をチェックすることができます。
歯の健康、歯茎の健康を正確に把握することで、より効率的な口臭治療が可能になります。

唾液検査について
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口臭をなくすための口臭対策と対策

歯磨きをした直後でも強い口臭が残る場合には、お口の病気、身体の病気が疑われます。お口の病気は歯科医院で治療が可能で、その治療によって口臭の軽減が期待できます。
身体の病気が疑われる場合には、専門の医療機関をご紹介します。

歯科医院で行う口臭治療・予防

歯科医院で行う口臭治療・予防虫歯や歯周病がある場合には、その治療を行います。
虫歯や歯周病がない場合には、クリーニングやブラッシング指導を行います。お口の中の細菌の数を減らすことで、口臭を軽減・予防できます。クリーニングは、一度だけでなく定期的に受けるようにしましょう。

ご自宅で行う口臭対策

正しいブラッシング

正しいブラッシングまずは歯科医院で受けた指導をもとに、正しいブラッシングに取り組みましょう。もちろん、デンタルフロスや歯科ブラシ、洗口液などを併用することも有効です。

舌ブラシによる舌の掃除

舌ブラシによる舌の掃除舌に付着する“舌苔”も、口臭の原因になります。1日1回程度、優しく、奥から手前へとかき出すように擦りましょう。

コーヒー、喫煙を控える

コーヒーや喫煙も口臭の原因になります。
口臭が気になるようでしたら、控えましょう。

キシリトールガムを噛む

ガムを噛むと、唾液の分泌が促進され、お口の中が洗い流されます。また、乾燥の予防にもなります。
虫歯を予防するためにも、キシリトール入りのガムを選びましょう。

舌の体操

舌を大きく出して左右に振る、“8”の字に回すといった舌の体操で、唾液の分泌が促進されます。

唾液腺マッサージ

耳の前にある唾液腺に指を当てて易しくマッサージすることで、唾液の分泌が促進されます。

生活習慣の改善

暴飲暴食、寝不足、ストレスなども、口臭の原因となります。できる限り改善しましょう。

口臭Q&A

口臭治療は保険適用で可能なのでしょうか?

原則として、保険適用での治療が可能です。知らないうちに自費治療が始まっているということはありませんので、安心してご相談ください。

歯石ついていると口臭になりやすいのでしょうか?

歯石が直接的に口臭を引き起こすことはありません。ただ、歯石には歯垢が付着しやすく、放置していると細菌の繁殖の温床となりますので、「歯石があると口臭が生じやすい」と言えます。
歯石は定期的(3ヵ月に1度程度)に歯科医院で除去してもらいましょう。

歯石取り(歯石除去)ついて
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口臭対策におすすめの食事や飲み物はありますか?

あります。以下の表でご説明します。

口臭を予防する食べ物 詳細
リンゴ リンゴに含まれる“リンゴポリフェノール”という成分が、口臭の原因となるガスの発生を防ぎます。
レモン 殺菌作用のある“クエン酸”が、細菌の繁殖を抑えます。また、酸っぱさによって唾液の分泌が促進されます。
パイナップル パイナップルに含まれる酵素が、舌苔を構成するたんぱく質を分解します。ただし、加熱処理をしているパイナップル(缶詰含む)の場合にはこの効果は期待できません。
オレンジ オレンジに含まれる成分によって胃腸の浄化・消化が促進され、胃の内容物からのにおいを防ぎます。
口臭を予防する飲み物 詳細
口腔の乾燥を防ぎ、かつ汚れを落とします。お口の乾燥を感じたときや食後に少し口に含むだけでも効果があります。
緑茶 カテキンによる抗酸化作用が、口臭を抑制します。
牛乳 牛乳に含まれるたんぱく質が口臭の原因成分の1つ“アリシン”と結合し、体内への吸収を妨げることで口臭が軽減できると言われています。
アリシンはニンニク、ニラ、タマネギなどに含まれていますので、それらを口にしたときには、牛乳による口臭予防が効果的です。
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